買い物びより

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子どもが下血、痔だと思っていたらポリープで入院した話

似た体験談が見つからなかったので、メモ的に書いておきます。

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子どもが下血! 肛門外科に電話→小児科へ

初夏。小6の息子、トイレで「血が出た!」と報告。

それは大変! 自分が下血した時、すぐ救急病院で診てもらったことを思い出しました。近くの病院を調べ、肛門外科に電話(ちなみに自分の下血は特に病気ではなく、そのまま20年が経過)。

しかし電話した病院では「まずは小児科で診てもらってくれ」と門前払い。診察ならず。

 

数日後、かかりつけの小児科へ。「お尻が切れちゃったのかな?」ということで便秘の薬と肛門の塗り薬を処方されました。

 

薬をまじめに飲まなかったりして2週間ほど経過。下血治らず。

小児外科に紹介状を書いてもらうことに。

 

小児外科で痔の薬を処方→総合病院の小児外科へ

小児外科で診察。「痔みたいなものがある」ということで痔の薬と便秘の薬を処方されます。

痔みたいなものが排便時に外に出るようになったので、完全に「いぼ痔だね!」と思っていました。便の回数が多く(出にくいから?)、出血も増えたような。

 

また小児外科で診察。「肛門の赤みはおさまったのに状態が良くならないので、総合病院へ紹介状書きます」とのこと。

翌日学校を休んで総合病院へ行くことに。ここまでで一月くらいかかってしまいました。最初から小児外科へ行けばよかった。

 

総合病院で診察、手術が決まる

総合病院で診察。その場でできもの(ポリープ)を見せてもらいました。思ってたより大きくて、しかも二つも。今までちゃんと見せてもらってなかったことを後悔しました。こんなものがあるなら便も出にくいし、出血もするよね……。

すぐに手術日が決定。2週間後です。もっと早くしたかったのですが、手術前に検査が必要なため、最速で2週間後とのこと。全身麻酔でニ泊三日の入院(大人の場合はおそらく日帰り入院)。場所が肛門に近いので内視鏡ではなく、経肛門的手術に。

 

その日は血液検査、レントゲン、心電図?を撮って終了。入院前の食事制限などはありませんでした。発熱してると手術できないから風邪ひかないようにね、くらい。(冬は大変?)

 

手術前に勝手にポリープがとれたら手術はなくなるということで、息子はそれを狙っていたものの……。

 

入院、手術前日

勝手にポリープたちがとれることもなく、あっという間に入院日。9時に病院へ。4人部屋だけど、カーテンで仕切られ、それぞれにテレビもあってDVDも観られます。なかなか過ごしやすそう。昼食と夕食は病院食(病院食以外の食べ物は食べない)。子どもは小児エリアから出られないので、親が配膳カーまで行って、食事を運びます。浣腸をしてもらい、シャワー。トイレに行ったら正の字でチェックします。靴はスリッパではなくふつうの靴を履いてました。

 

ゲームなどの持ち込みは自由で(ウチは持って行かなかったけれど)、病室内で家族に電話もしている子もいました(本当はダメ)。

常にテレビやYouTubeの音が小さく流れていて、みんなそれぞれ宿題したりしていました。

小さい子以外は親は泊まらないということで、私と夫は8時頃に病院を退出。

 

手術当日

当日は朝食なしで、水分がとれるのも朝8時まで。手術の後入れるかわからなかったので午前中にシャワーをあびて、手術着(病院が用意してくれた脱ぎやすくなっているTシャツ)を着て待機。12時からの手術には、本人+私+看護師さんで手術室へ歩いて移動。本人は手術室へ入り、PHSを渡された私は病院内ならどこにいてもいいとのこと。

部屋で使っているベッドが手術室の方へ運ばれます。

 

談話室で待機していると、1時間くらいでPHSが鳴り、手術室前へ。

切除したポリープ(大きいのが直径1センチ、小さいのは6ミリくらい)を先生に見せていただいていると、本人がベッドに乗って出てきました。全身麻酔なのにもう目覚めていて、「寒い」と。体温が下がっているようで心配でした。

あとで本人に聞くと、すぐ眠って夢も見ず、気づいたら終わっていたとのこと。長く寝ている子、騒ぎ出す子など個人差があるみたいです。

 

ベッドごと部屋に戻ります。寒がっているので毛布をもらうと段々顔色もよくなってきました。酸素マスクと点滴はまだ2時間ほどはずせないそう。点滴はうまくいっていなかったらしく、手術後にやり直しに。結局4回くらい注射を刺され、手術よりも辛そうでした。

 

6時の夕食はふつうに食べてOKでした。

私は9時頃に退出。

 

退院日

朝食を食べ、12時前に診察(といっても大丈夫?とか話す程度)があり、退院へ。

今後の生活について聞いてみましたが、特に何もすることはないそう。

 

・痔ではないので特に痔のケア的なものはない

・もしまたポリープができるなどあれば、できやすい体質なのか調べるとかあるかも

・それとは別に、便秘にいいことはないので、便秘にはならないよう気を付ける

 

とのこと。

支払はゼロ円でしたが、もしかしたら保険がおりるかもしれないので書類をお願いしました(書類代5400円)。

 

食事制限もないので、退院祝いに二人でスシローに。解放された息子はびっくりするほど食べてました。(病院食はサバ塩焼きなどで、ほぼ完食していたものの満足はしていなかったもよう)。

 

帰宅後、手術後のはじめての便が。血は出ませんでした!
(まだ血が少し出ることがあるかもしれない、たくさん出るなら連絡してと言われてました)

 

一週間後に診察で、そのときポリープの細胞?検査の結果を伺います。

 

おまけ

子どもの下血が心配で、ネットで調べたけどやっぱりネットではわからないので(当たり前)診察してもらった方がいいです。

痔とポリープは違います(どう違うのかはわからない)。

 

特別な三日間はふつうの三日より長くて、冷えた病院から外に出たらいきなり真夏でした。

もう何事もありませんように……。

 

子どもの下血→退院後の検診でした

へ続きます。

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