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子どもの長引く熱、風邪かと思っていたらマイコプラズマ肺炎!?

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先日大腸ポリープ(直腸ポリープ)で入院した息子にさらなる受難が。

軽い咳からはじまった症状の経過メモです。

 

軽い風邪と油断していたら高熱に、近所の小児科へ……

 

1日目:学校から帰ってきた息子の軽い咳。元気な様子だったので(風邪ひいたかな?)と軽く考えていました。夕方、顔が赤くなり熱をはかってみると37℃。

 

2日目:37℃。元気なものの小学校をお休みし、近所の小児科へ。インフルエンザの検査は陰性。風邪と診断され、とんぷくを処方されました。帰宅後元気がなくなり、38℃に。食欲なし。

 

3日目:37~38℃。食欲なし。咳が増える。夜は40℃に。

 

4日目:37~38℃。食欲ないものの、のり巻きを少し食べられました。夜、39℃。

 

5日目:37~38℃。2日目と同じ小児科で診察していただき、採血。白血球も増えておらず(白血球の増加は、炎症があったり細菌・ウイルス感染のサイン)、やはり風邪だろうとの診断でした。2日後に診察に来るようにとの指示。

「食欲がなく、数日ほとんど食べていない」と説明したところ、「ごはんは食べていいです」との返答。(食欲がないという話なのですが……?)

午前中や病院では比較的元気、夕方~ぐったりという状態が続いていて、この日も帰宅後、39℃。

 

とんぷくを飲むと熱が下がって元気になるので、食欲があるときを見計らってなんでもいいから食べさせる、という状態。水分はとれていたものの、食べ物がとれていなさすぎて心配に。元気なときも、動くとすぐ疲れてしまいます。吐かないものの吐き気あり。

 

6日目:37℃後半。また同じ小児科へ。アデノウイルスの検査をするも陰性。食欲がなく、ほぼ絶食状態であることを伝え、ナウゼリン(吐き気止め)を処方していただきました。「食べて吐くくらないなら食べなくていい」とのこと。

「肺炎の可能性は?」を聞いたところ聴診器での診察に。肺の音にも問題がないので、肺炎ではない、長い風邪との診断でした。

夜も高熱にならないものの、食欲・元気なし。

 

7日目:37℃。少しだけ食べられるように。

 

8日目:37℃。小児科へ。咳止め処方していただき、咳が止まれば翌日から登校していいとのこと。

 

9日目:37℃あったので引き続き学校お休み。高熱にはならないものの元気はなく、すぐ寝てしまいます。

 

高熱は出なくなったものの微熱が続き、体力も落ちているため市立病院へ……

10日目:37℃。市立病院の小児科で診察。レントゲンと血液検査、点滴1時間。体重測定の結果、3kg減っていました。

栄養がとれていないと話したところ、何をどれくらい食べられているのか細かく問診。徐々に熱が下がっていることから、細菌ではなくウイルスではないか?とのこと。(細菌の方が自力で回復しにくいらしい。)「マイコプラズマの可能性はあありますか?」と尋ねたところ「その検査もしてみましょう」となりました。

 

検査の結果:

マイコプラズマウウイルス陽性

・肺に水がたまっていた様子がある

・肺、少しモヤモヤしてる

・血液検査の数値も悪くないので、思ったより栄養もとれていたのかも

 

自力で回復しつつあるものの、まだ菌(マイコプラズマは細菌)が強くなる可能性があるためか抗生剤を処方(良くなっても飲み切ること)。まだ感染の可能性があるので小学校はお休みすること。

 

熱が続く原因がわかって安心したこと、点滴の効果もあって息子の表情にも生気が戻りました。帰宅後も熱上がらず。食欲も少し戻りました。

 

11~14日目:学校をお休みし、そのまま連休へ。熱はなく、少し咳。食欲も復活。

 

15~16日目:ふつうに登校し、体育は休み。薬も飲み切りました。

 

17日目:市立病院の小児科で診察。再びレントゲンをとり、

・肺に水がたまっていた様子はなくなった

・肺のモヤモヤもきれいになった

ということで、治ったという診断。悪いものが出ていく関係でまだ少し咳は続くでしょうとのこと。

 

18日目~現在:咳はあるが元気。ふつうに登校。

 

なぜマイコプラズマ肺炎になったのか? 診断してもらうには?

厚生労働省の「マイコプラズマ肺炎に関するQ&A 平成23年12月作成、平成24年10月改訂」によりますと、潜伏期間は長く、2~3週間くらいあるとのこと。学校でも流行しておらず、どこでどのように感染したのか全くわかりません。

ただ、発症の直前、長時間ソフトでくたくたに→親戚と朝までゲーム、という無茶をしていたので、悪化したことに関係しているかもしれません……。

 

友人に相談して名前を聞くまで、私も息子もマイコプラズマ肺炎を知りませんでした。1件目の小児科でも指摘すればよかったのですが、「肺炎では?」という聞き方だったので検査の候補に入らなかったようです。

 

専門家であるお医者さんに「○○ではないですか?」と聞くのは少し勇気がいるのですが、2件目の市立病院では聞いてよかったと思います。(その地域で流行している病気に対して検査するのが基本らしい。)

 

家族にはうつらない?

潜伏期間が長いのでなんともいえないものの、濃厚接触者である私は今のところ発症していません。大人が発症するとキツイらしいとTwitterで見たので、このまま発症しないでほしいものです。感染力はそれほど強くないみたいです。

 

最初の小児科での診察どおり、抗生剤なしでもそのまま完治した可能性もあります。

 

抗生物質の乱用は控えた方がいい(参考:抗生物質が効かなくなる?ー薬剤耐性(AMR))という話もあるので、最初の小児科の先生の見立てでもよかったのかもしれません。でもずっと「マイコプラズマなのでは?」と思っていたので、ちゃんとわかったのは良かったです。

 

軽い風邪、と思っていたら小学校を2週間休むことになってしまった息子のマイコプラズマ肺炎。なかなか体力が回復しないこともあるそうです。こちらは個人の症状をメモしたブログなので、心配なことは病院の医師に相談してくださいね。

 

元から軽い息子の体重は3kgも減ってしまいましたが、その間に私の体重は1kg増えていました……。

 

(追記)

息子発症より2週間後、母(息子にとって祖母)が発症しました。

咳で受診して検査したところマイコプラズマ陽性だったので、抗生剤を出していただき、熱もなく軽めに終わりました。一日は声が出なくなりましたが、体調はそれほど悪くなさそうでした。

 

 

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