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『もっと知りたい双極性障害』。本人と当事者家族が知っておくべき新情報とは?

翔泳社ココロの健康シリーズ、『もっと知りたい双極性障害』(監修:加藤忠史)。2020年7月8日発売の新刊です。

こちらは『これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 』(翔泳社、監修:加藤忠史)の続編。新刊では最新の情報とともに、おなじみの治療薬をキャラクター化して紹介。二冊合わせて読むと理解が深まりますが、新刊の『もっと知りたい双極性障害』からでも楽しく読めるようになっています。

『もっと知りたい双極性障害』の中身をご紹介します。

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双極性障害といってもみんな同じタイプではなく、

(1)一生病気と付き合うのかと「暗い気持ちになってしまうタイプ」
(2)みんな病気のせいと「決めつけてしまうタイプ」
(3)障害のせいと治療を受けずに「我慢するタイプ」
(4)軽躁状態を本来の明るい自分と「思い込んでしまうタイプ」

(『もっと知りたい双極性障害』より引用)

があるそう。私の家族は双極性障害2型(双極Ⅱ型)という診断を受けています。この中だと(2)と(4)が当てはまりそう…。

2020年までの双極性障害についての最新研究、また「双極性障害と区別が必要なさまざまなうつ病」「薬を使わない精神療法は有効なのでしょうか?」といった気になる項目も満載の本です。

監修の加藤忠史先生のtwitterはこちらです。

医学書院の教科書がベースになっているんですね。加藤忠史先生は脳科学研究者&精神科医。最新医学に基づいた、たしかな情報を知ることができそうです。

長く付き合うわかりにくい障害なので、本人はもちろん、家族も振り回されて困惑することが多いです。病気に対して大きな希望がもてた」という感想も多かった前著の続編である本作。まずは当事者も家族も、正しい知識を身につけたいですね。

翔泳社の『もっと知りたい双極性障害』は、公式直販サイトからの購入がポイントもたまってお得。送料無料です♪