買い物びより

人生は買い物によって作られる。

発達障害ぎみの特性とお片付けについて

散らかった部屋のイラスト


発達障害グレーゾーン?

 

最近はカミングアウトする著名人なども多く、発達障害という言葉がメジャーになってきました。ネット診断を試してみたら、私も発達障害である可能性が濃厚。

ちゃんと病院での診断は受けていないし専門家でもないのですが、特性を調べると「……ぴったりあてはまる!」というものが多いです。

 

中でも私は片付けが苦手で、人生=汚部屋歴くらい。大事なものは絶対に見つからないという前提で生きています(大丈夫?)。

 

発達障害ぎみの人の整理整頓・お片付け(私の場合)

 

汚部屋だろうがゴミ屋敷だろうが本人に不満がなければ、いいのかなと思います(公序良俗や健康に害しない限りは)。でも、私は散らかっていると精神が落ち込んでしまう性質を持っているので、問題です。

 

性格的に細かいところもあるから、物が乱雑に転がっているのは不快なのに、細かい性格が由来して大雑把にかたづけることができない。それで

 

「ああ、もう何もかもいやだ! デストロイ!」

 

となることが多いのですが、さすがに長年生きているので一気に片付けることにも何度か成功しています。そうすると

 

「あら? なんだかスッキリして気持ちも前向きになるわね~」

 

ということに気づいたんです。これがすなわち成功体験として脳にインプットされ、

 

気持ちがくさくさするし何もかもいや。部屋も汚くて死にそう。

そうだ! 少しでもいいから掃除・片付けをすればいいのかも?

一部分だけど片付いたら気持ちがスッキリ! 片付いたとこだけ見よう~。

 

こんな感じの流れを確立することができました。もちろん忙しくて片付けられない場合はイライラしっぱなしになります。物が多いのでさらに散らかったりしてうまくいかないこともありますが、自分なりのやり方ができてきたので割と成功率もあがっています。

 

闇落ちしない収納・お片付けでのポイント(私の場合)

 

書き出してみたら、片付けハウツーというより、メンタルに関してのことばかりでした(技術的な片付けハックも一応はマスターはしているはずなんですが笑)。

お片付け工程、および私が気を付けているポイントはこちらです。

 

  • 一回全部ぶちまける。さらに散らかった状態になっても良しどうせなら全部めちゃくちゃに広げちまえ! 知ったことか!
  • 床が修羅の国となり死にそうな気持になるけど、明日死ぬと思って淡々と作業する(自分の死後、片付ける人が分かりやすいように!)
  • いらなくなった毛布の送り先、地域の粗大ごみの収集方法など、不要物の行き場をいくつか常にリストアップしておくと不要物の捨て方に迷わない
  • 途中で漫画を読みだしたりしても自分を責めない(気分を良くすることが目的なので漫画を読んで楽しい体験ができればそれはそれで良い)
  • リサイクル用紙の分類が細かすぎて時間がかかったり、無駄な工程が多くても気にしない
  • 同じテイストでそろった収納用具(無印とか)、自分の好みや体形、動き方に合わせた収納用品かどうかでテンションがダダ変わりするので、収納グッズの買い替えにはあまりケチらない。合わなくなった収納用品は無理に使わず感謝して捨てる
  • 色や形はできるだけシンプルにし、角をそろえるとスッキリ感があがる。床をきれいにするのも効果が高い
  • ある程度成果が見えてくるとサボりたくなるので、最終段階では布で隠す、袋にぶち込むなどを許して見た目だけでも仕上げてしまう(これを初期に行ってしまうとスッキリ感がない)
  • 最終的にスッキリした見た目、デザイン(自分的にはなので他人が見て散らかっていてもOK)をイメージしてそこに進んでいく。一部でも完成させると気持ちが落ち着き、他の部分が汚くても気にならなくなる。

 

私の場合これにさらに

 

  • ペンキを塗ったり家具を新しく作ったりして、模様替えレベルでイメージチェンジ

ここまですることが多いです。世間一般の掃除や片付けのイメージとかけ離れているのですが、ここまでやらないとスッキリできないんです。なんでこんな面倒な特性、もしくは性格のかたよりがあるのか謎ですが、そういう性質になので仕方ない。特性・法則が分かれば、対処の仕方も見つかるはず。

 

どんな状態が自分に合っているのかが分かれば、そこに合わせればいいんじゃないでしょうか。

 

カフェ風インテリアと言われるスタイルはごちゃごちゃしていると感じてしまい、私は得意ではないんですが、それが心地よいと感じる人ならばそこを目指せばいいわけです。物がなにもないガランとした状態(ミニマリスト)、物がぎゅうぎゅうにあるけど整理整頓されている雰囲気(古書店風)など、好みに合うスタイルが見つかればマネしやすいですよね。

 

そうは言っても同居人や家族の好みが違って難しいこともあるかもしれません。片付けても周りが散らかしてしまい賽の河原状態になって闇とか。

 

私の場合、散らかすのも片付けるのも自分が一番激しく、周りの人はあまり気にしないので自由にやらせてもらえていて、夜中ガタガタしていても怒られないし、そこは恵まれているかもしれません。

 

いろいろダメだけど、周りの人に許されてどうにか生きています。

 

こんな私ですが、発達障害ぎみでない人よりも整理整頓ができるかも?とうっかり思うこともあり、いつか収納アドバイザーになれないかな~と思っています。

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